西小倉駅
西小倉駅(にしこくらえき)は、福岡県北九州市小倉北区室町三丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。 概要鹿児島本線と日豊本線の線路が分岐する駅で(小倉駅 - 当駅間は両線の重複区間)、普通列車の他に快速・区間快速列車が停車する。このほか、日豊本線城野駅を起点とする日田彦山線の列車はすべて小倉駅始発・終着で運行されているため、当駅からも利用可能である。 当駅はもともと日豊本線の単独駅として開業し、鹿児島本線のホームは1987年(昭和62年)に追加された[1]。そのため当駅の所属線[3]は日豊本線となっている。 鹿児島本線にはJA27、日豊本線にはJF02、日田彦山線にはJI02の駅番号がそれぞれ設定されている。 なお、小倉駅は当初現在の当駅付近に設置され、1958年(昭和33年)に現在の場所に移転した。そのため当駅のホームの一部には旧小倉駅のものが再利用され、改良を重ねている[4]。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線と島式ホーム2面4線、計3面5線のホームを有する[1]地上駅。 直営駅で、みどりの窓口が設置されている[2]。SUGOCAの使用が可能である。 のりば
小倉駅 - 西小倉駅間の運賃計算の特例日豊本線の特急「ソニック」「にちりんシーガイア」は、いったん当駅を通過して小倉駅に停車し、小倉駅でスイッチバックをして再度当駅を通過する。このため、「ソニック」「にちりんシーガイア」など、西小倉 - 小倉間を往復運行される列車に小倉駅を跨いで乗車する場合は、小倉駅 - 当駅間の往復分(1.6 km)は運賃・特急料金の計算には含めない[12][13]。また、小倉駅で「ソニック」「にちりんシーガイア」「きらめき」など西小倉駅を通過する列車を含めた乗り継ぎを行う場合は、小倉駅 - 当駅間の乗り越し分の乗車券は不要である(この場合は特急料金は小倉駅までで計算される)[12]。 以前は鹿児島本線の快速列車も当駅を通過していたため同様の特例が適用されていたが、リバーウォーク北九州が開業したこと、信号待避等で停車することがあったことなどから、2003年(平成15年)に客扱停車を始め、非優等列車同士の乗り換えについては西小倉駅で対応することとなった。この結果、現在は小倉駅 - 当駅間の運賃が不要の特例は上記のように、優等列車に通して乗車するか、優等列車と非優等列車を小倉駅で途中下車なしに乗り継ぐ場合のみに適用される。 なお、この特例は、西小倉 - 門司港駅間を通過する特急「36ぷらす3」にも適用される。 利用状況2022年(令和4年)度の1日平均乗車人員は4,697人であり、JR九州の駅としては第38位である[14]。 2003年(平成15年)にリバーウォーク北九州が開業してからは利用客が増加している。 JR九州およびとうけい北九州によると、近年の1日平均乗車人員の推移は下記の通り。
駅周辺紫川の右岸近くに位置する小倉駅に対し、当駅は紫川の左岸近くに位置している。北九州市役所や小倉城、リバーウォーク北九州は当駅が最寄り[1]。小倉の中心市街地は小倉駅が最寄りとなる。 駅近傍
小倉城址・大手町
周辺地区
隣の駅
脚注
関連項目外部リンク
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