東京都第22区(とうきょうとだい22く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
現在の区域
2022年(令和4年)公職選挙法改正以降の区域は以下のとおりである[1][2]。稲城市の部分は30区に移行した。
2017年から2022年までの区域
2017年(平成29年)公職選挙法改正から2022年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[3][4]。2017年の区割変更により、稲城市の一部が本区から21区に移行している。
2002年から2017年までの区域
2002年(平成14年)公職選挙法改正から2017年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[5]。2002年の区割変更により、府中市が本区から18区に、三鷹市が18区から本区に移行した。
2002年以前の区域
1994年(平成6年)公職選挙法改正から2002年の小選挙区改定までの区域は以下のとおりである[6]。
歴史
本選挙区の設置以後、2000年を除き、伊藤達也(新進党→自民党)と山花貞夫・山花郁夫父子(民主党→立憲民主党)による事実上の一騎打ちの構図が続いている。
選出議員
選挙結果
時の内閣:第1次石破内閣 解散日:2024年10月9日 公示日:2024年10月15日 当日有権者数:42万8356人 最終投票率:59.61%(前回比:0.40%) (全国投票率:53.85%(2.08%))
時の内閣:第1次岸田内閣 解散日:2021年10月14日 公示日:2021年10月19日 当日有権者数:47万8721人 最終投票率:60.01%(前回比:4.28%) (全国投票率:55.93%(2.25%))
- 櫛渕は第45回~47回は民主党公認で東京都第23区で活動(第45回のみ当選)。第48回は希望の党公認で千葉県第3区から立候補したが落選。今回は上記の通り落選したが、山本太郎の参院選出馬に伴う議員辞職により2022年4月に繰り上げ当選。第50回は東京都第14区から立候補し落選したが、比例復活。
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日 当日有権者数:46万5616人 最終投票率:55.73%(前回比:0.37%) (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 伊藤達也 | 56 | 自由民主党 | 前 | 110,493票 | | ―― | 公明党推薦 | ○ |
比当 | 山花郁夫 | 50 | 立憲民主党 | 元 | 91,073票 | | 82.42% | | ○ |
| 金ヶ崎絵美 | 41 | 希望の党 | 新 | 30,236票 | | 27.36% | | ○ |
| 阿部真 | 43 | 日本共産党 | 新 | 22,859票 | | 20.69% | | |
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日 当日有権者数:46万6769人 最終投票率:56.10%(前回比:8.34%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 伊藤達也 | 53 | 自由民主党 | 前 | 116,757票 | | ―― | 公明党推薦 | ○ |
| 山花郁夫 | 47 | 民主党 | 元 | 80,014票 | | 68.53% | | ○ |
| 坂内淳 | 53 | 日本共産党 | 新 | 36,980票 | | 31.67% | | |
| 鹿野晃 | 41 | 次世代の党 | 新 | 20,288票 | | 17.38% | | ○ |
- 鹿野は第48回は希望の党公認で東京都第20区から立候補したが落選。2021年の武蔵野市市長選挙に無所属(自民党・公明党推薦)で立候補したが落選。
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日 当日有権者数:46万2725人 最終投票率:64.44%(前回比:3.48%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 伊藤達也 | 51 | 自由民主党 | 元 | 115,290票 | | ―― | 公明党 | ○ |
| 山花郁夫 | 45 | 民主党 | 前 | 66,210票 | | 57.43% | 国民新党推薦 | ○ |
| 鹿野晃 | 39 | 日本維新の会 | 新 | 40,698票 | | 35.30% | | ○ |
| 津山謙 | 39 | みんなの党 | 新 | 37,805票 | | 32.79% | | ○ |
| 坂内淳 | 51 | 日本共産党 | 新 | 25,740票 | | 22.33% | | |
| 井原義博 | 57 | 幸福実現党 | 新 | 2,180票 | | 1.89% | | |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日 当日有権者数:45万9207人 最終投票率:67.92%(前回比:1.59%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 山花郁夫 | 42 | 民主党 | 元 | 154,904票 | | ―― | | ○ |
| 伊藤達也 | 48 | 自由民主党 | 前 | 117,315票 | | 75.73% | 公明党推薦 | ○ |
| 吉岡正史 | 35 | 日本共産党 | 新 | 28,556票 | | 18.43% | | |
| 辻村智子 | 36 | 幸福実現党 | 新 | 5,501票 | | 3.55% | | |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日 当日有権者数:44万2182人 最終投票率:66.33%(前回比:7.44%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 伊藤達也 | 44 | 自由民主党 | 前 | 150,404票 | | ―― | | ○ |
| 山花郁夫 | 38 | 民主党 | 前 | 107,417票 | | 71.42% | | ○ |
| 若林義春 | 55 | 日本共産党 | 新 | 28,356票 | | 18.85% | | ○ |
| 山下万葉 | 25 | 無所属 | 新 | 2,483票 | | 1.65% | | × |
- この選挙で日本共産党が比例東京ブロックで1議席を獲得できる得票数を得ており若林は比例1位で重複立候補していたが供託金没収点を下回ったため、比例復活の権利を喪失した(代わって比例単独2位の笠井亮が当選)。
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日 当日有権者数:43万2492人 最終投票率:58.89%(前回比:1.97%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 山花郁夫 | 36 | 民主党 | 前 | 113,931票 | | ―― | | ○ |
比当 | 伊藤達也 | 42 | 自由民主党 | 前 | 105,385票 | | 92.50% | | ○ |
| 若林義春 | 53 | 日本共産党 | 新 | 24,859票 | | 21.82% | | ○ |
| 佐藤盛隆 | 55 | 無所属 | 新 | 4,001票 | | 3.51% | | × |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 当日有権者数:45万6184人 最終投票率:60.86%(前回比:5.52%) (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 山花郁夫 | 33 | 民主党 | 新 | 104,132票 | | ―― | | ○ |
| 進藤勇治 | 48 | 自由民主党 | 新 | 77,761票 | | 74.68% | | ○ |
| 鈴木盛夫 | 34 | 自由党 | 新 | 39,503票 | | 37.94% | | ○ |
| 岡田隆郎 | 61 | 日本共産党 | 新 | 38,318票 | | 36.80% | | |
| 酒井松美 | 59 | 無所属 | 新 | 5,635票 | | 5.41% | | × |
| 友野康治 | 34 | 自由連合 | 新 | 2,687票 | | 2.58% | | |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 最終投票率:55.34% (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複
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当 | 伊藤達也 | 35 | 新進党 | 前 | 69,707票 | | ―― | | |
比当 | 山花貞夫 | 60 | 民主党 | 前 | 63,974票 | | 91.78% | | ○ |
| 進藤勇治 | 44 | 自由民主党 | 新 | 49,837票 | | 71.49% | | ○ |
| 松田佳子 | 59 | 日本共産党 | 新 | 35,762票 | | 51.30% | | |
比当 | 保坂展人 | 40 | 社会民主党 | 新 | 13,904票 | | 19.95% | | ○ |
| 佐藤和友 | 47 | 新社会党 | 新 | 2,526票 | | 3.62% | | |
- 保坂の得票率5.89%の比例復活は比例復活者の得票率最低記録。(現在は得票率10%未満の場合比例復活資格を失うため、記録が破られることは改正のない限り不可能)第42回・43回は東京都第6区で活動(第42回のみ比例復活)。第44回は比例東京ブロック単独候補として当選。第45回は東京都第8区から立候補したが落選。第22回参議院議員通常選挙に比例区から出馬したが落選。2011年の世田谷区区長選挙に立候補し当選。
脚注
関連項目
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北海道ブロック(08) |
- 北海道 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
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東北ブロック(12) |
- 青森県 1,2,3
- 岩手県 1,2,3
- 宮城県 1,2,3,4,5
- 秋田県 1,2,3
- 山形県 1,2,3
- 福島県 1,2,3,4
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北関東ブロック(19) |
- 茨城県 1,2,3,4,5,6,7
- 栃木県 1,2,3,4,5
- 群馬県 1,2,3,4,5
- 埼玉県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16
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南関東ブロック(23) |
- 千葉県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14
- 神奈川県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20
- 山梨県 1,2
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東京ブロック(19) |
- 東京都 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30
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北陸信越ブロック(10) |
- 新潟県 1,2,3,4,5
- 富山県 1,2,3
- 石川県 1,2,3
- 福井県 1,2
- 長野県 1,2,3,4,5
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東海ブロック(21) |
- 岐阜県 1,2,3,4,5
- 静岡県 1,2,3,4,5,6,7,8
- 愛知県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16
- 三重県 1,2,3,4
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近畿ブロック(28) |
- 滋賀県 1,2,3
- 京都府 1,2,3,4,5,6
- 大阪府 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19
- 兵庫県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
- 奈良県 1,2,3
- 和歌山県 1,2
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中国ブロック(10) |
- 鳥取県 1,2
- 島根県 1,2
- 岡山県 1,2,3,4
- 広島県 1,2,3,4,5,6
- 山口県 1,2,3
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四国ブロック(06) | |
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九州ブロック(20) |
- 福岡県 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11
- 佐賀県 1,2
- 長崎県 1,2,3
- 熊本県 1,2,3,4
- 大分県 1,2,3
- 宮崎県 1,2,3
- 鹿児島県 1,2,3,4
- 沖縄県 1,2,3,4
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廃止選挙区 |
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関連項目 | |
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比例代表選挙区の括弧書きの数値は定数 |
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