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株式会社JR東日本ステーションサービス(ジェイアールひがしにほんステーションサービス、英文社名:JR East Station Service Co., Ltd.)は、東日本を中心として駅業務、研修業務および運輸収入管理業務等を受託する鉄道業務受託事業者(ステーションサービス)である。愛称はJESS(ジェス)。コーポレートカラーは緑色。東日本旅客鉄道(JR東日本)の完全子会社(連結子会社)[2]であり、同社より駅業務並びに、営業研修センターや運輸収入センターの運営業務を受託している。
2015年6月30日までは、千葉支社管内はJR千葉鉄道サービス、水戸支社管内はJR水戸鉄道サービス、高崎支社管内はJR高崎鉄道サービスの管轄となっていたが、2015年7月1日付けで同社に集約(吸収分割等ではなく、JR東日本が委託契約先を同社に切り替えた)。またそれに合わせて、千葉支店・水戸支店・高崎支店が設立された[3][出典無効]。
JR東日本の首都圏エリア(首都圏本部・横浜・八王子・大宮・千葉・水戸・高崎各支社管内)の駅業務を運営しており、お客さまのご案内やきっぷの精算を主として行う改札業務や、きっぷや定期券の発売等を行うみどりの窓口での業務、お身体の不自由なお客さまのサポートを行う業務、遺失物承り所や終着駅における車内点検など、駅における業務全般を行っている。また、東京駅では湘南ライナーにおいてドアコックを用いたドア扱いを、同列車が廃止になるまで行なっていた。業務全般を行う一括受託駅では改札口での改札業務や、みどりの窓口での出札業務、ホーム上での安全確認業務を行う。また、一部の業務を行う一部委託業務である、東京駅・新宿駅・大宮駅・上野駅・品川駅・立川駅・横浜駅といった駅では改札口・みどりの窓口の業務を受託する形で運営を行っている。更に2019年3月以降、秋葉原駅や高田馬場駅、吉祥寺駅や恵比寿駅、新大久保駅や御徒町駅、有楽町駅を始めとする、乗降客数の多い駅を一括受託した他、新たに開業した高輪ゲートウェイ駅を全面的に受託するなどその範囲は年々広がっている。2020年10月現在の受託駅数は330駅以上である。駅務管区制を採用している。
本社には、経営企画部、駅業務部、総務部、監査室がある。
JR東日本営業研修センター・大宮支社研修センターを運営。自社社員、JR東日本社員及びJR東日本グループの社員などを対象とした、様々な研修を実施している。
JR東日本全体の鉄道営業収入の確定、他のJR旅客会社・私鉄・旅行会社(AGT)との清算、駅やびゅうプラザなどの発売整理に係る問い合わせ、発売帳票の内容審査などの業務を行っている。