セガサミーホールディングス
セガサミーホールディングス株式会社(英: SEGA SAMMY HOLDINGS INC.[3])は、大手パチスロ・パチンコ・ゲームメーカーのサミーとゲームメーカーのセガ及び両社の関連会社の持株会社。 概要2003年12月にサミーがセガを買収。それに伴う経営統合で2004年10月1日に設立された。また、2005年8月31日に、社会人野球チームの「セガサミー硬式野球部」を創部した。過去に陸上部及びスノーボード部もあったが、2008年3月31日をもって廃部した。東証プライム上場(証券コード:6460)である。 2012年に韓国パラダイスグループとの合弁会社「パラダイスセガサミー」を設立し、仁川国際空港傍に韓国初の統合型リゾート「パラダイスシティ」[4]が2017年4月に開業した。 同社会長兼社長の里見治が、金融商品の売却などを巡って約30億円の申告漏れを東京国税局から指摘されていたことが、2016年9月に判明した。 2018年7月17日、麻雀プロリーグ「Mリーグ」に参加。「セガサミーフェニックス」をスポンサードする[5]。 2022年9月、日立製作所からBリーグチームである「サンロッカーズ渋谷」運営会社の全株式の買収並びに経営権を取得し、プロバスケットボール事業に参入することを同年6月23日に発表した[6]。 グループ再編2014年5月からは、グループの構造改革を実施している。2015年4月にはセガサミーグループの再編が実施され、子会社の内、セガゲームス(セガから商号変更)、セガ・インタラクティブ(セガからアーケードゲームなどのアミューズメント機器の開発・製造・販売部門を新設分割で設立)、セガトイズ、トムス・エンタテインメント、マーザ・アニメーションプラネット、サミーネットワークスの各社は、セガから新設分割で設立された中間持株会社セガホールディングスの子会社となった(セガサミーホールディングスにおいてはセガホールディングスの子会社は孫会社となる)[7][8][9]。なお、サミーネットワークスは2016年4月にセガホールディングスの子会社からサミーの子会社となっている。2015年9月には遊技機事業の構造改革も発表され、主に2012年3月期から4期連続で赤字決算が続いていたタイヨーエレックで構造改革が行われ、タイヨーエレックでは希望退職の募集を行った他[10]、瀬戸工場を閉鎖した上で生産機能をサミー川越工場へ移転した。 2018年10月1日にグループ経営強化に向けたグループ横断的組織再編が実施され、セガサミーホールディングス、セガホールディングス、サミーに分散していた管理機能並びに、セガホールディングス、セガゲームス、サミーに分散していたライセンス機能をそれぞれセガサミーホールディングスへ集約した[11]。 2021年4月1日付で、サミーとセガグループ(セガグループは同日付でセガへ吸収合併)のコーポレート機能等の管理業務を会社分割で譲受した[12]。 グループ会社の本社移転セガサミーホールディングスは2017年3月に、港区東新橋(セガサミーホールディングス)、豊島区池袋(サミー他)、品川区東品川(セガホールディングス、セガゲームス他)、大田区羽田(セガ・インタラクティブ)、港区六本木(サミーネットワークス他)、世田谷区三軒茶屋(アトラス)などに分散しているグループ各社の内、20社のオフィス機能を、西品川にある住友不動産大崎ガーデンタワーオフィス棟へ集約する事を発表[13][14]。2018年8月から2019年2月にかけて、グループ会社中、20社の本社機能を住友不動産大崎ガーデンタワーオフィス棟へ移転した他、セガサミーホールディングスは2018年8月6日に本社を移転した[15]。サミー、タイヨーエレック、ロデオ、銀座の4社は、2018年5月にグループ会社の本社移転に先んじて、本店所在地をサンシャイン60から住友不動産大崎ガーデンタワーオフィス棟へ移転した。2018年8月にグループブランドロゴを一新した[16][17]。 主要グループ企業日本エンタテインメントコンテンツ事業遊技機事業リゾート事業その他の事業海外
元関連会社
主な提供番組
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関連項目
脚注
外部リンク |