「ジ・インナー・ライト 」(The Inner Light )は、ビートルズ の楽曲。1968年3月にシングル盤『レディ・マドンナ 』のB面曲として発売された。作詞作曲はジョージ・ハリスン で、B面曲ながらハリスン作の楽曲がイギリスで発売されたシングルに収録された初の例となった。「ラヴ・ユー・トゥ 」と「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー 」に次いで3曲目となるインド音楽 を取り入れた楽曲で、ハリスンが書くインド音楽を取り入れた楽曲は本作で最後となった。歌詞は老子道徳経 から引用したもの。
ハリスンは、1968年にボンベイ にあるHMVスタジオで行われたアルバム『不思議の壁 』のセッション中に、本作のインストゥルメンタル・セクションを録音し、その後ロンドンのEMIレコーディング・スタジオ でボーカル録りを行った。楽器の演奏はインドのミュージシャンによるもので、ハリスンのリード・ボーカルのほか、ビートルズのメンバーによる貢献はジョン・レノン とポール・マッカートニー のバッキング・ボーカル のみとなっている。オリジナル・アルバムには未収録となっており、解散後に発売された『レアリティーズ Vol.2 』、『パスト・マスターズ Vol.2 』などのコンピレーション・アルバム に収録された。
ハリスンの死の翌年に行われたトリビュート・ライブ『コンサート・フォー・ジョージ 』で、ジェフ・リン とアヌーシュカ・シャンカル (英語版 ) によって演奏された。2020年にマテリアル・ワールド財団 (英語版 ) は、新型コロナウイルス 救済活動として、「#innerlight2020」というハッシュタグを付けてSNS上で共有されるごとに1ドルを寄付する「The Inner Lightチャレンジ」を呼びかけた。
背景
ビートルズは、1967年よりマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー が伝える超越瞑想 に関心を持ち始め、最初にマハリシの下で学んだ1か月後にデヴィッド・フロスト が司会の番組『ザ・フロスト・レポート (英語版 ) 』に出演したレノンとハリスンは、瞑想の素晴らしさについて論じた。10月4日の放送では、様々なゲストと超越瞑想のメリットなどについて議論と交わし、番組内で法廷弁護士のジョン・モーティマー は「とても特全的で、つまるところは恐ろしく利己的に思える」と語り、ケンブリッジ大学 のサンスクリット 研究家であるジュアン・マスカロ (英語版 ) は「『私たちの魂の中心に位置している歓びと存在の歓び、そして愛の歓び』の追究」について語った。
番組出演以降、マスカロとハリスンは文通を続け、著書『ランプス・オブ・ファイア:ザ・スピリット・オブ・レリジョンズ』を共に送った手紙の追伸で、マスカロは老子道徳経 から選んだ一節にハリスンが注目するように、「老子の言葉に音楽を付けると面白いかもしれない。例えば66ページの48番目あたりに」と書いた。ハリスンは、老子道徳経 から以下の言葉を引用した。
戸を出でずして、天下を知り、牖 ( まど ) より闚 ( うかが ) わずして、天道を見る。その出ずることいよいよ遠ければ、その知ることいよいよ少なし。ここをもって聖人は行かずして知り、見ずして名(あきら)かに、なさずして成る。 — 「老子:徳経 鑒遠第四十七」
歌詞について、ハリスンは「オリジナルの詩では『Without going out of my door, I can know the ways of heaven (戸を出でずして、天下を知り、牖 ( まど ) より闚 ( うかが ) わずして、天道を見る)』となっている。そこで一切誤解されることがないように、それを2番目のヴァースとして繰り返した。ただし『Without going out of your door / You can know all things on earth / Without looking out of your window / You can know the ways of heaven (ドアの外に出なくても、世界中の出来事が分かるだろう。窓の外を見なくても、天の摂理は理解できるだろう。)』と書き換えてね。これは特にジュアン・マスカロのために書いた曲だった。本を送ってくれたのはジュアンだし、とても素敵なご老人だったからね」と語っている。
本作は、「ラヴ・ユー・トゥ 」や「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー 」に次いで3曲目となるインド音楽 を取り入れた楽曲[ 8] 。2つのヴァースと3つのブリッジで構成されていて[ 9] 、ブリッジ部分は作家のピーター・ラヴェッツォーリが「騒々しい4分の4拍子」と称するように、穏やかな印象を持ったヴァースとは対照的なアレンジになっている[ 8] 。
レコーディング
ボンベイでのセッション
本作のレコーディングに参加したバーンスリー 奏者のハリプラサドゥ・チャウラシア (英語版 )
ハリスンは、1968年1月9日から13日にかけてボンベイにあるHMVスタジオで、映画『ワンダーウォール (英語版 ) 』のサウンドトラックのレコーディング・セッションを行っていた。演奏には、アアシッシュ・カーン (英語版 ) (サロード )、ハヌマン・ジェイデフ(シェーナイ (英語版 ) )、ハリプラサドゥ・チャウラシア (英語版 ) (バーンスリー )、マハプルッシュ・ミスラ(パカワジ (英語版 ) )、ラジラム・ディサード(ハーモニウム )らが参加した。
映画のサウンドトラックは、ハリスンの規律のあるアプローチと、現地のミュージシャンの手際の良さから、予定よりも早く完成した。そのため、余った時間でハリスンは、ビートルズのレコードで使用することを想定したラーガ 数曲と、本作のインストゥルメンタル・トラックのプロデュースを手がけた。インストゥルメンタル・トラックは、2トラック・レコードを使用して、5テイク録音された。
EMIレコーディング・スタジオでのセッション
1968年春、ビートルズのメンバーはインドのリシケーシュ でマハリシ・マヘーシュ・ヨーギー の下で超越瞑想 の修行を行うこととなった。これに伴い、1968年2月に修行で不在となっている間にシングルを発売することが決まり、ハリスンはシングルのためのレコーディング・セッション中に本作を完成させた。2月6日にロンドンにあるEMIレコーディング・スタジオ でハリスンは、4トラック・テープのトラック4にリード・ボーカル を録音した。ボーカル録りに際して、ハリスンは「僕が歌うことで、曲が台無しになったりしないだろうか」と消極的であったが、ポール・マッカートニー の励ましによりボーカル録りに臨むこととなった。この2日後、「Do all without doing(為すことなくすべてを為せ)」というフレーズに、レノンとマッカートニーのバッキング・ボーカル が加えられ、これはトラック3に録音された。
1968年2月8日にモノラル・ミックスが作成されたが、ビートルズの活動中にステレオ・ミックスは作成されず、1970年1月27日に初めてステレオ・ミックスが作成された。本作のステレオ・ミックスは、解散後の1981年12に発売された『ザ・ビートルズ EPコレクション』に含まれている『ザ・ビートルズ』のA面1曲目に収録された。CD作品では1988年3月にリリースされたコンピレーション・アルバム『パスト・マスターズ Vol.2 』で初収録となった。なお、ボンベイでのセッションでハリスンがプロデュースを務めたにもかかわらず、本作のプロデューサーのクレジットは、EMIレコーディング・スタジオでのセッションのプロデュースを手がけたジョージ・マーティン のみとなっている。
リリース
「ジ・インナー・ライト」は、イギリスで1968年3月15日に発売されたシングル盤『レディ・マドンナ 』のB面に収録され、3日後にアメリカでも発売された。アメリカのBillboard Hot 100 では、最高位96位を記録した[ 27] 。オーストラリアでは両A面扱いされ、Go-Set Internationalチャートで第1位を獲得した[ 28] 。
2006年にシルク・ドゥ・ソレイユ のショーのサウンドトラック盤として発売された『LOVE 』には、同じくハリスン作の「ヒア・カムズ・ザ・サン 」の終盤に次曲に繋がるように収録された[ 29] 。なお、この音源には同じく「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー 」のタブラ も加えられている[ 31] 。
2014年にハリスンのソロ・アルバム『不思議の壁 』が再発売された際に、ボーナス・トラック として完成バージョンとは異なるインストゥルメンタルが追加収録された[ 32] [ 33] 。
評価
作家のニコラス・シャフナー (英語版 ) は、1977年に出版した著書で本作を「ハリスンがビートルズの作品にインド音楽を取り入れた最高で最後の楽曲」と書いている。著書の中で、シャフナーは「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」と共に、「一度聴くと忘れられない、絶妙に美しいメロディが特徴」と評している。音楽評論家のイアン・マクドナルド (英語版 ) は「快活で魅力的。ハリスンが書いた最も魅力的な作品の1つ」と評している。
2003年に発行された『モジョ 』誌の中で、ジャーナリストのジョン・ハリス (英語版 ) は「ビートルズのレパートリーにインド音楽を取り入れた最も美しい楽曲」と称賛した。
ビートルズのメンバーからも高く評価されており、特にレノンとマッカートニーは揃ってこの曲を絶賛し、レノンはこの曲をシングルに入れるために「アクロス・ザ・ユニバース 」をシングル候補曲から外した程だった。マッカートニーは「インド音楽云々ということは忘れて、メロディを聴いて欲しい。美しいメロディだと思わないかい?本当に素晴らしい」と称賛している。
クレジット
※出典(特記を除く)
ビートルズ
外部ミュージシャン
他のアーティストによるカバーや文化的影響
1967年に「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー」をカバーした[ 41] ソウルフル・ストリングス (英語版 ) は、1968年に発売されたアルバム『Another Exposure 』で本作をカバーした[ 42] 。ジュニア・パーカー も本作をカバーしており、1970年にジミー・マクグリフ (英語版 ) との共同名義で発売されたアルバム『The Dudes Doin' Business 』に収録された[ 43] 。また、1970年代後半に流通したビートルズの同人誌のタイトルとして、本作のタイトルが引用された。
1992年6月にアメリカで『新スタートレック 』のシーズン5第25話「超時空惑星カターン(原題:The Inner Light )」が放送され[ 45] 、1993年にヒューゴー賞映像部門 を受賞した[ 46] [ 47] [ 48] 。同エピソードのタイトルは、ビートルズのファンである脚本家のモーガン・ジェンデル (英語版 ) が本作にちなんで付けたもの[ 49] 。
ビートルズの解散後、ハリスンと度々共演したことのあるジェフ・リン は、ハリスンの死の翌年の11月29日にロイヤル・アルバート・ホール で開催されたハリスンのトリビュート・ライブ『コンサート・フォー・ジョージ 』で、シタール 奏者のアヌーシュカ・シャンカル (英語版 ) と共に本作を演奏した。演奏にはハリスンの息子であるダーニ (キーボード 、バッキング・ボーカル)の他、インドのミュージシャンが参加した。
The Inner Lightチャレンジ
2020年、新型コロナウイルス の感染拡大を受けて、マテリアル・ワールド財団 (英語版 ) は「MusiCares COVID-19救済基金」、「セーブ・ザ・チルドレン 」、「国境なき医師団 」に50万ドルを寄付した。同時に財団は、本作の歌詞を「#innerlight2020」というハッシュタグを付けて共有されるごとに1ドルを寄付する「The Inner Lightチャレンジ」を展開した[ 53] [ 54] [ 55] 。
本作のリリックビデオが公開された3月26日に、ハリスンの息子であるダーニがソファに座ってチベットの鈴を鳴らしながら本作を歌唱する動画も公開された[ 54] [ 56] 。ハリスンの未亡人であるオリビア (英語版 ) は、本作について「ジョージが歌ったこれの歌詞は、隔離されている人や避難するための要求を促しているすべての人々へのポジティブなリマインダー。この困難な時期に(隔離した中で)繋がる方法を手に入れるために。私たちにできることとして“内なる光”を共有するべく、皆さんを迎え入れます」と語っている[ 53] [ 54] 。
チャート成績
脚注
出典
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外部リンク
UK盤・US盤共通
1963年 1964年 1965年 1966年 1967年 1968年 1969年 1970年 1978年 1982年 1995年 1996年 2023年
UK盤 (パーロフォン /アップル )
US盤 (ヴィージェイ /スワン /トリー /キャピトル /アップル )
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その他 (オデオン /パーロフォン /アップル )
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